結婚指輪の条件
結婚指輪は結婚した二人が基本的には生涯、日常的に使用するものです。そのため、傷付きにくく汚れにくく壊れにくい材料を選ぶ必要があります。また、結婚指輪や婚約指輪には、いざというときの生活の足しになるようにという考え方もあります。資産価値の高いプラチナやゴールドが選ばれてきたのはこの考え方から来るものです。
現代では資産価値よりはむしろ、デザイン的な魅力の方が重視される傾向があります。また、無理に高いものを買わなくても、その時に都合のいい価格のものがいいという考え方の人も増えてきました。
そこで結婚指輪にも様々な材料が選ばれるようになってきたのです。
レアメタルの結婚指輪
ジルコニウムやチタンなど軽くて強くて美しい条件を持つ材料として注目されています。日常使いにも長期間の使用にも向いている材料です。また金属アレルギーのリスクが低い点でも優れています。価格的にもプラチナやゴールドほど高くないので買いやすいという魅力もあります。今後ますます注目されていく材料です。
合金の結婚指輪
プラチナもゴールドもシルバーも純度100%のものは柔らかすぎて結婚指輪の材料にはなりません。ほとんどの結婚指輪は強度を強くするために他の金属を混合した合金です。こういった貴金属以外でステンレスも結婚指輪の材料に適した合金です。水に強く人体への悪影響も報告されていません。食器にも使われている素材です。丈夫で見た目はプラチナによく似ています。価格的にもとてもお買い得です。
金属以外の材料
木、ガラス、陶器、レジン、革などはカジュアルリングではお馴染みの材料です。しかし、強度が弱いので生涯的に使用するのは難しいものです。その代り、壊れたら買い替えるという考え方もできますが、結婚指輪にこの考え方は抵抗を感じる方は多いかもしれません。またフォーマルシーンたビジネスシーンでも使いにくいという欠点があります。ともあれ、結婚指輪は本人同士の気持ちが一番大切です。二人が気に入ればそれが最も素晴らしい結婚指輪です。